映画メモ📝タリーと私の秘密の時間
こんにちは~いけようです!
昨夜から私はシャーリーズセロンのことで頭がいっぱいです。
その発端はこちらの映画
この映画を観てからです。。
ざっくり言うとね
2人の子持ちの40代主婦。
ワンオペ育児に疲弊しながらも予定外の妊娠で3人目を出産。
心身ともに限界に達し、兄の紹介で夜だけのベビーシッターを雇う。
ベビーシッターは若く少し変わっているが完璧な仕事ぶりで
次第に2人は打ち解け、彼女は明るさを取り戻していく。
感想
予想していた結末は
「最高のふたり」みたいな感じで
文化や性格が違う2人が仲良くなり、日常が明るくなり
前向きに生きていく形でめでたしめでたし。
だけどそう向かうように見せかけて
思いもよらない方向へと向かいます。
結婚・出産・育児。私はこのどれも経験したことはないけど
それぞれに含まれる喜びや痛みをとてもリアルに映している映画なのではないでしょうか。
結婚をすると優しかった彼氏はゲームばかりのおじさんに変わるし
産んでしまうと自分よりも子供のために生きなくてはならない。
母親になるということは肉体的にも精神的にも
「誰かのために」存在するということなのだ。
若くに結婚し子供を産んだ自分の母親のことを考えた。
女性の一番美しい時代に4人の子供と頼りない亭主を抱え
自分のことより子供のこと、髪を振り乱して必死に私たちを養ってくれていた。
その強さに私は足元にも及ばない。
母親という職業には定年退職もなければ固定給もない。
「社風と合わないので辞めます」なんてことも言えない。
条件最悪なこの業種に根性無しの私が転職することは今後あるのだろうか。
このご時世さすがに「結婚」=「幸せ」という単純明快な数式を
信じ込んでいる若者は減少傾向にあるとは思うが
結婚すること、家族を持つことに夢しかない人は一度は観たほうがいい映画です。
本題、シャーリーズセロンまじなんなん
この映画の主演・製作を務めたシャーリーズセロン様。
言わずと知れたどちゃくそ美人な女優さんです。
だけどこの映画に出てくるのはだらしない身体と疲れ切った顔の40代主婦。
この映画のために20キロ程増量し一年半かけて戻したそうです。
彼女は過去にも「モンスター」という映画で大幅に増量し世間を驚かせました。
この「モンスター」を機に美人女優から演技派女優へと評価が変わりました。
「マッドマックス」では
この役は坊主頭のほうがいいと自ら提案し女性の命である髪の毛を坊主にしてしまいます。。
もうなんなん・・・役作りの鬼やん。
プライベートでもこんなに美人なのにちゃらちゃらしてなくて
生まれ故郷のアフリカから養子縁組し2人の子育てをしていて
芯の通った根性のある中身も美しい女性なのです。
子供のころに母親が、
酔うと暴力を振るう父親を射殺するなど(正当防衛として認められています)
波乱万丈な生い立ちのなかでも腐ることなく
努力を惜しまないスター、シャーリーズセロン。
そのへんの大人が100人集まっても人間性では絶対に勝てないような気がします。笑
シャーリーズセロン、まじなんなん!!!好きだ!!!!!