映画メモ📝わたしは、ダニエル・ブレイク
こんにちは〜いけようです〜
激しいアクションとはまた違った、見応えありありの映画を紹介したい!!!!
大工一筋40年のダニエルブレイク。
心臓が悪くて医師からは仕事を止められている。
だけど医療給付金は資格なしと判断され
働けないために失業保険も貰えない。
行き詰っていたとき
移民のシングルマザーと出逢う。
自分が切羽詰まっているとき、
同じように困っている弱い立場の人とどう接することができるのか。
権力者に上手に取り入ることができなくても、パソコンの使い方が分からなくても、人の本質はにそこあるのではないだろうか
と、なんだかこう、すごく至近距離でまじまじと見せつけられた映画。
根が優しくてお人好しで真面目だからこそホームレスになってしまう人もいる。
時代に置いていかれる人が悪い。
そんなもん、本人の努力不足でしょ
どちらかというと私はそちらの価値観を持っていたんだけど。
だって私はそのぶん時間かけて調べて、ときにはお金も使い勉強したのに、他人がそれを怠って知識だけ得ようとする姿勢が嫌いだ。
だけどそれでいいのだろうか。
私みたいな自分にも他人にもストイックな人たちが、時代に着いていけない不器用な人たちを社会から置き去りにしてはいないだろうか。
国の制度では本当の弱者を救えないという事実。
この映画が持っているエネルギーは
静かでいて、怒りに震えているようだった。
貧困のなかにあっても
他人を思いやれる心は
お財布のなかのお金や人脈や地位では計れない。
だけど、だからこそ
そんな人達には支援が必要なのだ。
私ももっとこういう人たちの力になることがしたい。
福祉とか、国の制度とかに
興味を持つきっかけをくれた大切な映画。
皆に観て欲しいけど、
特に今、うまくいっている‼順風満帆‼‼なときにこそ観てみて欲しいですね
貧困が愛ある人間に容赦なく迫ってくる様子は、本当にしんどくなるから。
そのしんどさがほんの少し
弱者への優しさへのきっかけになりますように。。