読書メモ📝思い出したくもないつらい過去にサヨナラする本~イヤな記憶はこうして消せる~
こんにちは~いけようです!
なんだか最近、ドラマ・読書・インターネット上の様々な情報をインプットしていると
「今を生きる」というワードがすごく印象に残ります。
私自身がそこに意識が向かっている良い傾向だと信じたいものです。
辛い記憶なんて忘れてしまいたいのに、毎日思い出して自分を苦しめてしまう。
その原因と対策をいい意味のゆるさで解説してくれる本がこちらです。
著者・・・水元和也
日本心理セラピスト協会理事長。心理コンサルタント。
(ほら、なんかすごい重鎮の方っぽいですよね。)
なんでネガティブなことは強烈に印象に残るの?
さて、みなさんはこう思ったことはありませんか?
どうして人はネガティブな記憶ばかり強烈にインプットしてしまうんだろう。
思い出すだけでも落ち込むし、時間の無駄だとわかっているのに。。。
その答えは我々にんげんが生き残るための戦略にありました。。
例えば原始時代なら猛獣と出会ったとき、
襲われて危ない目にあったのに忘れてしまったり
崖から落ちかけたのに忘れてしまっては何度でも命の危険にさらされてしまいます。
村長さんや周りのひとたちに何度怒られてもいつも忘れて迷惑をかけていれば、
集団から追い出されてしまいます。
あの時代にひとりで生きることは死を意味するも同然です。
なのでネガティブな情報を強く記憶にとどめておかなくてはいけなかったのですね。
記憶はただのイメージだ
とはいえ現代社会では少々のミスで命にかかわることはさほどありません。
「次は失敗しないようにしよう」くらいで十分なのにいつまでも
原始時代の戦略を使ってしまっているのです。
記憶というのはただのイメージだ、と捉えたほうが扱いやすくなり、のちに記憶を書き換えたり消去したりといったコントロールがしやすくなります。
たとえば昨日食べたものに湯気を足してみたり、白黒にしてみたり
コンビニに行ったときの自分を客観的に第三者の目線で眺めてみたり。
これがもしできたら・・・その思い浮かべている映像って、あなたの記憶ではありませんよね?あなたが今作った映像ですよね?
それが・・・私たちを苦しめる「記憶」と呼ばれているものの正体です。
放っておくと脳は勝手に暴走してしまいますが
そうならないように意識的にコントロールすることを心がけてみましょう!
記憶を消すテクニック
イヤな記憶を思い出しているとき・・・それは脳がひまなときなのです。
そう、脳はひまを持て余すと勝手に暴走してします器官なのです!!!!
イヤなことを思い出さないようにするためには脳がひまにならないように、
興味のある分野に没頭したり未来の幸せに向けて脳を使ったほうがいいですよね。
とは言いつつも一気に完全消去なんてハードルが高いのでまずは1分ずつでも短くしてみましょう。
替え歌を歌ってみたり~、適当に作った呪文を唱えてみたり~
めっちゃ長い名前覚えてみたり~
(↑私も大好きなこちらの映画の主人公の名前 、めっちゃ長いのでぜひ調べて覚えてみてください、10回くらい唱えている間くらいはイヤな記憶忘れられますよ♪)
今を生きる
現在とは字のごとく”現れる””在る”ことを指し、私たちはそれを”今”と呼んでいます。
イヤな記憶はすべて過去のこと、私たちは今現在だけを生きているのです。
過去の記憶にリアルさを感じながら生きるというのは、今この瞬間をないがしろにしていることになってしまいます。
「今、すべきことは?」「今、できることは?」
と意識を集中することが今を生きることになるのです。
感想
替え歌考えるとかめっちゃ長い名前覚えるとかを
本気で具体的に提案してくれるところが好き。笑
これ以外にもさらに詳しく具体的に過去の辛い記憶との向き合い方を解説してくれています。
この本のなかにも実際に過去の辛い記憶に何十年も苦しみ続けている人たちが出てきます。
彼らを見ていて
「確かに悲しいことだけど、こんな小さなことで、それくらいでこんなに悩む人もいるんだなぁ」
と思いました。
そして同時に気付かされたことは
「私もはたから見ればおんなじようなもんなんだろうな」ということです。
自分にとってはモンスター級の悩みや嫌な記憶を客観的に捉えるところから
わたしたちの意識は今につながるのではないでしょうか。
最後に・・・トッケビ第11話ですごく響いた名言を。笑
外に出ると命の危険が常にある状況を受け入れたヒロインの名言です。
家のなかで震えて暮らしていたら生きているとは言えない。
今日を生きなきゃ。
バイトや入学の準備をしていつもの道を歩き家に帰る。
それが生きるということよ。
っく~~~~~!
今すぐおしゃれしてお出かけしたくなりました。
さすがにガマンしたけども。笑
正しく恐れることも大事だけど
今、ここに在る時間をどう使おう。
あ、まずみなさんは
きっと、うまくいくの主人公の名前調べてみてくださいね!
内容も素晴らしい映画なのでぜひ見てください♪
きっと、たのしいですよ。